ストーブ前の意味は?今でも使われる?

普段の家庭料理とちがって、お店のお料理は量が多い上に複雑ですから大きなお店ほど分業制となっています。

入って当初は皮むきや食器洗いなど誰でも出来ることをして、その合間に教えてもらったり自身でプロの技を盗み見て少しずつ学んでいきレベルアップしていくというわけです。

コース料理のメインディッシュを作るお仕事こそが厨房での一番の花形、そこの立ち位置を「ストーブ前」と呼ぶのはご存じでしょうか。

規模の小さな料理店だと、そこに立つと全体が見渡せます。

ですから司令塔としての役割を担う方をストーブ前と読んだりすることもあるようです。

とはいえ、「ストーブ前」という言い方をどのお店でもやっているかと言えばはっきりとは言えません。

それに大きな店舗の厨房だとストーブの前に立ったからといって全体に目配りはとても難しく、単にその場所を任されただけの人という意味合いとなることもあるのです。

お店の言い方に慣れて、使っていくしかありませんね。

せっかくなら主役級の働きがしたいと思うでしょうが、デザートや付け合わせが無いとメインディッシュも映えません。

お皿を洗ってくれる人がいなければ、盛り付けすらできないのです。

頑張って任された場所でのお仕事を全うしていれば、いつかは上へと上がっていけるんじゃありませんか。

やる気は結構ですが、他の仕事をバカにするのはちがいます。

それに、オーブン作業を任されたからオーブン作業のみってことで気配りができずにいるようならば、逆に無能シェフと言われてしまう可能性もありますよ。

ちなみに、オーブンをストーブと言う言い方はファミレスでも使われてるようです。

超一流店だとグランシェフが料理長、その下にはセカンドがといった具合に上には上がいるのでストーブ前なんて大した地位ではないことも、ところ変われば地位も異なるのです。