宝塚花組公演「巡礼の年」の立ち位置でマイティとひとこはどちらが目立ってた?
「巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨」、ピアノの魔術師と称されるピアニストのフランツ・リストの半生を描いた作品です。
音楽と恋に生きたリスト、ショパンやヴィクトル・ユゴー、ロッシーニなどその時代に活躍する芸術家たちが多数登場するので、クラシック好きの方はより楽しめるでしょう。
耳馴染みある曲もたくさん流れますから、普段はポップミュージックばかりという方だって十分満足行ける作品となっています。
宝塚歌劇団、花組が現在公演中なのですが、タカラジェンヌたちの立ち位置が気になって作品そのものの世界にどっぷりとハマりこめないってファンの人たちもいるみたいです。
2番手となったマイティ、なのにひとこの方が出番が多すぎるのではというわけです。
皆さんはどう思われましたか。
役のポジションとして上なのはマイティ、ただ3番手ってインパクトある魅力的な役を配されることが多くてどうしても目立ってしまいがちなんです。
他の作品もご覧になればわかります。
マイティを虐げようとしてるわけではありません。
先入観が強すぎると、ついついうがった見方になってしまいますよね。
ポスターの写りとか見てもちゃんとマイティは2番手としての場所にいるので、ご安心ください。
それに2番手3番手がどうかは問題ではなく、宝塚ってトップにこそ照準に当てられてませんか。
トップをとにかく輝かせるための演出、今回は特にその意志が強かったように見えました。
2番手以下はどっちでもいいというか、それぞれのファンが騒いでるだけであまり差がなかったように思えます。
宝塚、好きになればなるほど一人のタカラジェンヌばかりを目が追ってしまうこととなるので、どんどん作品そのものを純粋に楽しむって行為がむずかしくなりますね。