血液型検査はどこでできる?大人は?血液型(rh)の調べ方は?血液検査での血液型の見方は?

 

血液型は大人になったら多くの人は自分のを把握していると思います

 

ただ自分のを知らない人もいると思いますので

成人してからを調べる方法についてまとめてみました

 

またそれに合わせて(rh)型のの調べ方だったり、血液検査でを調べる方法があると思いますので

そちらについてもまとめてみました。

 

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血液型検査はどこでできる? 大人の場合は?

あなたは自分のを知っていますか?

おそらくほとんどの方は答えられると思います。

昔は出生時に検査をし、教えてもらったようですが、

最近は、生まれたばかりだと、母親からの移行抗体と呼ばれる母親からもらった抗体が含まれていたり、

自分の抗体がしっかり出来ていない為、検査結果が正確ではないからだそうです。

 

そのため、1歳以降で行うのが現在の主流だそうです。

 

さらに、手術や処置などで輸血が必要時は本人の申告の有無に関わらず、

輸血時に必ず検査をしてから輸血をするので、

事前に知らなくても特に支障はありません。

 

これは正直意外でしたが、考えてみれば当然ですよね。

自己申告で間違ったまま輸血してしまったら医療事故ですし、

確実に責任をもって検査した上で行うことを徹底しているようですね。

 

それでも血液型を知りたい希望者は多いそうです。

 

 

本題の検査ですが、それでもやっぱり知りたい!と言う方はいくつか方法があります。

 

  •  献血をする。

条件が16歳以上、海外に行っていない、薬を服用していない等の制限はありますが、

どうせ病院でお金を払って調べるくらいなら、無料で献血して社会貢献した方がいいと思います!

飲み物を飲み放題だったりお菓子が食べ放題だったり快適ですし、

これなら自分のも知れてお金もかからず人の役に立つため一番のおすすめですね

  • キットを使う。

かなりお高いですが、綿棒で口の中を擦り、郵送します。

DNA鑑定で調べて貰えるので、痛みはありません。

16000円位のようです。

  • 保健所で調べる。

こちらは平日のみ、8時17時の間です。しかし、かなりの安価で調べて貰えます。

デメリットはABOしか分からないので、RH型までは見て貰えません。

 

これをみると「献血一択」ですね。

わざわざ保健所でお金を払って調べるメリットはないと思います。

(逆に子供は利用できませんね)

もしもこれを選ぶとしたら何らかの理由で献血が受けられなかった場合ですね。

そのため、二つ目の選択肢として覚えておくのもよいかもしれませんね。

(逆に子供は利用できませんね)

 

血液型におけるrhの調べ方は?

先程保健所ではABOしか分かりません、といいましたが、

血液型には複雑な要素があります。

血液型の記入項目にRHのプラスマイナスがあるのはご存知ですか?

 

このRHとは、RHとは、rhesus monkey、アカゲザルの略で1940年に

人の赤血球の中にこのアカゲザルと共通の抗原が発見されました。

一般的にはD,C,c,E,の抗原がありますが、RHは、この中のD抗原の有無を指します。

 

このD抗原の有無は輸血に大きな影響を与える為、調べないといけないわけです。

ちなみに抗原とは、免疫細胞上の免疫レセプターと結合し、免疫反応を引き起こす物質の総称(Wikipediaより)です。

アレルギー反応を引き起こすアレルゲンも医学的には抗原です。

 

一般的にはこのRHのみですが、中には希少なもあります。

RHマイナスの出現率が200人に1人程度ですが、100人に1人から数千人に

1人の割合で出現するものをII群、これ以上に低い出現率はⅠ群としています。

 

幾つかありますがOh(Bombay) ボンベイ型、P スモールピー、-D- バーディーバー

Ko ケーゼロは全て極めてまれなで判明すると、自分の血液を冷凍保存したりして、

万が一の輸血が必要な時に備えるなどの対策が必要となります。

 

Fy(a-) ダッフィエーマイナス、が100人に1人の割合、Di(B-) ディエゴビーマイナス

が500人に1人、Jr(a-) ジェーアールエーマイナスが3000人に1人となっております。

 

中には世界で43人しか確認されていないというRH nullと言うものがあります。

 

では、いつ調べられるかと言うと、

先程記載した、献血の時か、人間ドックの時、

後は女性だけですが、妊娠時に調べて貰えます。

 

おそらく開業医ですと、設備等の関係で出来ない場合があるかもしれませんので、

問い合わせをした方が良いでしょう。

 

血液検査での血液型の見方は?

血液検査で血液型を調べて貰えるのは基本的に人間ドックの時に検査項目があるだけで、

通常の血液検査だとオプションになるようなので注意が必要です。

 

では、血液検査でどのように、血液型を調べるのでしょうか?

 

ABOも先程のRH型の調べ方同様、抗原を持っているか?血液型を調べていきます。

 

このとき二種類の検査を行います。オモテ検査と確認の為のウラ検査と呼ばれるものです。

 

では、オモテ検査はどんな検査かと言うと、赤血球を使います。

赤血球にA抗原を持っているとA、

B抗原を持っているとB、

A B両方持っているとAB、

どちらもないとOと判定されます。

 

A抗原、 B抗原を入れ、赤血球が凝縮するかで判定します。

 

Aだと B抗原に反応し、Oだと両方、ABだとどちらにも反応しません。

次にオモテ検査の結果の確認、本当にその血液型かの裏を取ります。

 

次は血清と言う血液細胞を除いた成分で判定をします。

 

血清に赤血球を加えて反応が出るかの検査です。

A型は B抗体を持っており、

O型はAと B両方抗体があり、

ABはどちらも持っていません。

 

A型を例に取ると、オモテで B抗原に反応し、ウラでも B抗体を持っている為、

B抗原に反応して、初めてA型と判定されるわけです。

これで、この時にB抗原にどちらか反応しなかった場合、精密検査が必要となります。

 

ここで珍しい型が判明する場合があるわけです。