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iOS14.8.1のアップデート内容は?

iOS14.8.1アップデートは、悪意のあるアプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性など、セキュリティ問題(脆弱性)の解消を目的としたアップデートになります。
CVE-ID基準で12件の脆弱性が対処されており、本来はロック画面からアクセスできないコンテンツを表示できる問題、悪意のあるアプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性などが修正されています。
なお、現在最新バージョンのiOSは「iOS15.1」となっており、iOS14.8.1のセキュリティアップデートはiOS15.1にも含まれています。

iOS14.8.1の不具合や評判は?

Appleはすべてのユーザーに対し適用を呼び掛けています。
なかでもIOMobileFrameBufferのメモリ破損により、アプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できてしまう欠陥(CVE-2021-30883)はすでに悪用の報告があり、できるだけ早い対処が必要とされています。
ただし、不具合などもいくつか報告されています。
例えば、一部のiPhoneでは、アップデート後に
・バッテリーの減りが早い
・iPhone本体が発熱する
などの不具合が発生しています。
ただし、一般的にiOSのアップデート後「数日間」はバッテリー消費が一時的に早くなる傾向があります。(例えば、朝100%で昼過ぎまで何も使用していないのに60%近くまでバッテリーが減っていたという報告もあります)
その後、数日以内に正常な状態に戻る場合もあります。
それ以外の不具合についてですが、特別な不具合があることはなさそうです。
重要なセキュリティアップデートですので適用したほうが良いという意見もあります。
また、今回のiOS14.8.1は、iOS15にアップデートしない方向けのアップデートですので、iOS15にアップデートした方は関係ありません。
さらに、今回のアップデートに限った話ではないですが、お使いのアプリやゲームによっては、アップデートに対応してない可能性がありますので、しっかりアプリやゲーム内で確認してからアップデートするようにしましょう。