ポケモンの説明欄には「とくこう」「とくぼう」という言葉が書かれています。
この当たり前に書かれている「とくこう」「とくぼう」ですが、初めて見た人は「なにこれ?」と思うはず…。
実は、「とくこう」「とくぼう」を理解するには、わざの分類についても知る必要があるんです。
そこで、今回は「わざの分類」と「とくこう」「とくぼう」について解説していきます!
「わざ」について
わざには、大きく分けて3種類あります。
「ぶつり」わざ、「とくしゅ」わざ、「へんか」わざの3つです。
「ぶつり」とは、「たいあたり」や「でんこうせっか」など、直接相手を攻撃するわざのことです。
「とくしゅ」とは、「みずでっぽう」や「10まんボルト」など、直接攻撃以外の手段で攻撃するわざのことです。
「へんか」とは、「なきごえ」や「どくどく」など、攻撃せず、ステータスを変化させたり状態異常にしたりするわざのことです。
(※ただし一部例外があります。使用するわざがどの分類かを知りたい場合、わざ説明の画面で確認することができます。)
この3種類のうち、「とくこう」「とくぼう」を知る上で必要なのは「とくしゅ」わざになります。
これを踏まえた上で、「とくこう」「とくぼう」について見ていきます。
「とくこう」とは
「とくこう」は「特殊攻撃(とくしゅこうげき)」の略で、漢字にすると「特攻」となります。
もっと詳しく言うなら、「とくしゅわざを使ったときの攻撃力」ということになります。
ちなみに、「こうげき」の方は「ぶつりわざを使ったときの攻撃力」になります。
2つとも攻撃系のステータスなのですが、使用するわざの分類によって、反映されるステータスが異なるのです。
「とくぼう」とは
一方の「とくぼう」は「特殊防御(とくしゅぼうぎょ)」の略で、漢字にすると「特防」となります。
頭の良い方はもうお分かりかと思いますが、「とくしゅわざを受けたときの防御力」ということです。
「ぶつりわざを受けたときの防御力」を示す「ぼうぎょ」と対になるステータスですね。
「とくこう」の時と反対で、相手が使ってきたわざの分類によって、「ぼうぎょ」と「とくぼう」のどちらが使われるかが決まるのです。
実践で活かそう!
ポケモンによって、どのステータスが高いかは異なります。
せっかく「とくこう」が高いのに、ぶつりわざばかり覚えさせてしまっては宝の持ち腐れになってしまいます。
また、バトル上級者になっていくと、相手が「とくこう」の高いポケモンを出してきた時に、あえて「とくぼう」の高いポケモンをぶつけて無力化する、という使い方もしたりします。
知れば知るほど奥が深まるポケモン世界。「とくこう」「とくぼう」を覚えて、旅をより快適に進めていきましょう!