「金・銀」シリーズ以降常連になっている「わざわすれジイさん」。
正式には「わすれジイさん」という名前になっています。
ダイパリメイクにもリメイク前と同様に存在しています。
では、「わすれジイさん」はどんな時に利用するのでしょうか?
今回は「わすれジイさん」について見ていきます。
過去作における「わすれジイさん」
ポケモンには秘伝技というものがあります。
「いあいぎり」や「いわくだき」など、それぞれのジムでジムリーダーに勝利することで、フィールド上でも使用可能になるお馴染みの技になっています。
とても便利な技ですが、共通する欠点を抱えていました。
それは、「一度覚えたら忘れることができない」という点です。
威力やバトルでの価値がそれほど高くない秘伝技は、ストーリー攻略が終われば忘れさせたい、ということもしばしば。
しかし、わざマシン等で上書きしようとしてもできない仕様になっていたのです。
そこで必要になってくるのが「わすれジイさん」の存在でした。
「わすれジイさん」を利用することが、秘伝技を忘れる唯一の手段であったため、多くのプレイヤーにとっては必要不可欠な存在となっていきました。
ダイパリメイクにおける「わすれジイさん」の使い道
ここまで過去作について見てきました。
しかし、ダイパリメイクでは秘伝技がポケッチからの発動に変更されており、技自体も普通に忘れさせることができます。
それなら「わすれジイさん」は要らないのでは?という疑問が浮かんできます。
実はそこには、これ以外の大事な使い道があったんです。
それは、「横遺伝」に必要、ということです。
「横遺伝」とは、簡単に言うと、あるポケモンが本来レベルアップで覚えない技(タマゴ技)を、他のポケモンから教わることで覚えることができる、というシステムです。
元々はタマゴ技として、タマゴから生まれたときに覚えていることがある、というものだったのですが、育て屋(預かり屋)に、あるポケモンと覚えさせたい技を持っているポケモンを2匹同時に預けることでも覚えられる、という「横遺伝」の仕様が追加されました。
これにより育成がしやすくなったのですが、「横遺伝」をするためには、覚えさせたいポケモンの技に空きがある必要があります。
通常では上書きは出来ても、単に忘れさせることはできません。つまり、自力では空きスロットは作れないのです。
そこで、「わすれジイさん」の出番が来る、ということになっているのです。
秘伝技の時よりお世話になる頻度は下がりましたが、それでも大事な役割を担っていることには違いないようです。
「わすれジイさん」はどこにいる?
「わすれジイさん」の存在意義がわかったところで、次は「わすれジイさん」の居場所について見ていきましょう。
「わすれジイさん」はミオシティの民家の中にいます。
図書館のある街ですね。
ミオシティの橋の手前、ポケモンセンターとフレンドリィショップの間にある民家の中にいて、話しかけることで利用することができます。
タダで何度でも利用できるので、気軽に利用してみるといいでしょう。
まとめ
「わすれジイさん」は、今作でも重要な役割を担っていることがわかりました。
秘伝技の仕様が変わったので必要なくなったのかと思ったら、意外な形で利用することになりましたね。
以上、今回は「わすれジイさん」についてでした!