テレビドラマと言えば、医療系は定番です。
「コード・ブルー」に「コウノドリ」「ドクターコトー」、今人気なのは「ドクターX」でしょう。
外科医である大門未知子が主人公、「私、失敗しないので」の決め台詞でさまざまな困難に立ち向かっていきます。
手術方法や病名など特別な用語が次々出てきますが、医療の事なんて知らない素人でも楽しめるのでご安心ください。
とはいえ気になるなら毎度調べてみて外科治療博士になると良いでしょう。
ところで、先日の放送ではまた新たな用語が出てきました。
Doctor.Xであった「コードCBR」とはどういう意味?
蜂須賀院長代理を演じる野村萬斎さんが院内放送で叫んでいた「コードCBR」、いったいどういう意味なのでしょう。
CBRとはどういう言葉の頭文字となっているのでしょう。
「Chemical,biological or radiological contamination」、略してCBRです。
その前に付く「コード」という用語で院内に非常事態が起きていることが分かるわけです。
そういえば「コードブルー」もドクターヘリによる緊急救命がテーマのもの、ドラマの中ではいつも非常事態が起きていますね。
その後にCBRと付けたことから、非常事態の内容が「化学的・生物学的または放射能汚染が発生している」と具体的内容が伝わってきます。
病院には医師だけでなく患者もおり、我々だってどういう事態に巻き込まれるかも分かりません。
「コード〇〇」と言われたら逃げてください。
とはいえ、こういった合言葉というのは病院ごとに異なるのです。
全く違った言葉での放送があったとしても、周りの患者や医者の様子を見て共に逃げるようにしましょうね。
新型コロナウイルスのように、目には見えない脅威が迫ってくることもあります。
ただし、逃げ惑う人たちの波に巻き込まれての事故という二次災害だって起きているのです。
冷静なる判断も必要です。
病気に対する知識やこういった用語の知識も身に付いて、
それでいておもしろいから医療系ドラマが常に出てきているのも分かります。