ポケモンをバトル用に育成しようと思ったら、必ず考える「せいかく」。
同じ種類のポケモンでも、ポケモンそれぞれの性格によって、ステータスの上がりやすさが変わってきます。
基本的には使いたいポケモンの種族値やバトルスタイルに応じて得意な部分を伸ばす、という考え方をします。
そのためポケモンによっておすすめの性格は異なりますが、考える際の共通点は存在します。
また、ほぼ確実に使ってはいけない性格もあります。
というわけで今回は、「せいかく」について見ていきます。
優先①:素早さが高くなる性格
・「おくびょう」(攻撃↓)
・「せっかち」(防御↓)
・「ようき」(特攻↓)
・「むじゃき」(特防↓)
が当てはまります。
特に素早さが高い(101以上)ポケモンにおすすめですが、基本的にどのポケモンにもおすすめできるため優先度が高いです。
アタッカーであれば、素早さが高ければ相手の上から叩けますし、サポート型であっても先に行動することで相手の自由を奪うことができたりもします。
今作で強いキノガッサの代名詞「キノコのほうし」も、相手より早く行動できればさらに効果絶大になりますよね。
逆に言えば、相手に早く行動させないため、という理由でも採用の価値があるので、比較的よく見る性格になります。
もちろん、素早さを意図的に下げた方がいい場合もありますし、アタッカーや受けポケモンでダメージの量を調整するために他の性格を採用した方が有効である場合もありますので、注意は必要です。
優先②:攻撃・特攻どちらかが高くなる性格(アタッカー)
攻撃は
・「さみしがり」(防御↓)
・「いじっぱり」(特攻↓)
・「やんちゃ」(特防↓)
・「ゆうかん」(素早さ↓)
特攻は
・「ひかえめ」(攻撃↓)
・「おっとり」(防御↓)
・「うっかりや」(特防↓)
・「れいせい」(素早さ↓)
が当てはまります。
アタッカーにおすすめの性格になります。
アタッカーは基本的に物理型・特殊型に分かれ、攻撃か特攻どちらかしか使わない場合が多いです。
そのため、物理型なら攻撃↑特攻↓の「いじっぱり」、特殊型なら特攻↑攻撃↓の「ひかえめ」が基本軸となります。
攻撃・特攻どちらも使う両刀型の場合は考え方が異なり、防御か特防どちらかを下げる性格を選ぶことになる場合が多いです。
いずれにしても、あえて素早さを下げる必要がないのであれば、「ゆうかん」「れいせい」は選択しないようにしましょう。
優先③:防御・特防が高くなる性格(受けポケモン)
防御は
・「ずぶとい」(攻撃↓)
・「わんぱく」(特攻↓)
・「のうてんき」(特防↓)
・「のんき」(素早さ↓)
特防は
・「おだやか」(攻撃↓)
・「おとなしい」(防御↓)
・「しんちょう」(特攻↓)
・「なまいき」(素早さ↓)
が当てはまります。
アタッカーの時と同じく、得意な方のステータスを伸ばす性格を選択します。
いわゆる「物理受け」のポケモンなら防御を、「特殊受け」のポケモンなら特防を上げましょう。
ただ、受けポケモンの場合は攻撃・特攻の時と違い、基本的にもう片方のステータスを下げてはいけません。
つまり、防御↑特防↓の「のうてんき」、特防↑防御↓の「おとなしい」はほぼ選択肢から外れます。
受けポケモンでも基本的に物理技か特殊技のどちらかしか使わない場合が多いので、使わない技の方をダウンさせる(物理技なら特攻↓、特殊技なら攻撃↓)性格を選ぶことが有効です。
また、受けポケモンの場合は相手より遅く行動したい場合もあるため、素早さ↓の性格も選ばれる可能性があります。
これは絶対使うな!という性格
ポケモンに応じて使いたい性格は異なるため、どんな性格でも使える可能性があります。
そのため、「よく見る」という性格はあっても「出番がない」という性格は比較的少ないです。
しかし、そんな中でも圧倒的に使われにくい性格はあります。
それは
・「てれや」
・「がんばりや」
・「まじめ」
・「すなお」
・「きまぐれ」
の5つです。
これらの共通点は「補正がないこと」です。
すなわち、苦手がないかわりに得意もないのです。
性格というのは「得意なステータスを伸ばし、あまり使わない部分を下げる」という考えで決めていくので、補正がない性格はまず選択肢に入ることができません。
そのため、「使わない方がいい」という性格になってしまうのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は優先度の高い性格や使わない性格について紹介しましたが、性格は意外と奥が深く、ダウンをあえて生かすような型が作れるポケモンもいたりします。
また、同じポケモンであっても、使いたい型やパーティ、想定する敵などに応じて育て方が異なるため、性格についても変わってくる可能性があります。
そのため、ポケモンの種類だけでなく、そのポケモンの戦法や使い方を決めてから性格を考えるようにした方が良いです。
バトルを考える上で性格は避けて通れないので、今回紹介した考えを参考に、自分なりの型のポケモンを育ててみてくださいね!
以上、今回は「せいかく」についてでした!