新しい資産運用の方法として注目が高まっているのが、ステーキングです。
ステーキングについては、国内取引所でもステーキングサービスを始めるところが増えてきています。
お金を通常の銀行に預け入れしておくよりも利回りがよく、始めてみたいと考えている人も多いと思いますが、どのコインでどこの取引所がいいのか迷っている人も多くいるのではと思います。
そこでステーキングにおすすめのコインや取引所をまとめました!
ステーキングを始める参考にしてください。
ステーキングが資産運用でおすすめの理由
そもそも、なぜここまでステーキングが資産運用として注目を集めているのでしょうか。
ここではステーキングの仕組みと、注目されている理由を解説します。
ステーキングの仕組み
ステーキングというのはブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムの中で、PoSを実行することを言います。
ステーキングは仮想通貨を保有しているだけで増やすことができるので、新しい資産運用の手段としてとても画期的です。
ステーキングを行うためには、マイニングのように高性能なコンピューターを必要としていません。ステーキングに参加するための条件は、コインを保有しているということだけです。
トランザクションの承認者は、コイン保有者の中からランダムで選ばれる仕組みになっています。
そしてトランザクションの承認者は、コインを長くたくさん保有している人が選ばれやすいというものです。
ステーキングの仕組み
・マイニングのように高性能なコンピューターは不要
・コイン保有者の中からランダムでトランザクションの承認者が選ばれる
・トランザクションの承認者はコインを長くたくさん保有している人が選ばれやすい
しかしながら、これではコインをたくさん持っている人でなければ、トランザクションの承認者に選ばれるのは難しくなってしまいます。
そこでこのPoSの仕組みを基本に、様々な進化系PoSが開発され、採用されてきています。
その中でも代表的なものが『DPoS』です。
DPoSでは、トランザクションの承認者を『あらかじめ投票によって選ぶ』という仕組みになっているます。
コイン保有者が、そこコインの保有量に応じた投票券を持ち、自分がいいと思った人へ投票します。投票によって選ばれた上位101人が、その日のトランザクションの承認者となり、ステーキングによって得た報酬は、投票してくれた人へ分配されるというものです。
これならたくさん保有していなくても、自分が投票した人が選ばれれば報酬を受け取れますよね。
マイニングは高性能なコンピューターを持たない人の参加は難しいものでしたが、ステーキングはそういった環境を整える必要がなくなり、参加へのハードルは低くなりました。
ステーキングが注目される理由
ステーキングがここまで注目される理由のひとつに、環境への影響が少ないという点が挙げられます。
PoWはトランザクションの承認を行うときに膨大な計算が必要となります。計算を解くために多くの高性能なコンピューターが使用されるのですが、その時に使用する電力量もまた膨大です。
電力の消費が大きくなれば、CO2の排出量も多くなります。その量は年間で約2900万トンと言われていて、環境問題が懸念されているのです。
しかしPoSでは、トランザクションの承認者はコインの保有量で決められるので、高性能なコンピューターを使用し計算するという必要がありません。
このことで電力消費量は少なく済み、95%のCO2排出量を減らすことが可能となります。
CO2の排出による環境汚染というのは地球規模で大きな問題ですので、PoWが抱えている問題を解決しているPoSは大きな注目を集めており、この仕組みを採用するブロックチェーンはどんどん増えています。
そしてステーキングでは保有するコインや参加方法にもよりますが、低リスクでコインを増やすことが可能です。
これまで仮想通貨を利用した資産運用をするためには、トレードや売買などでコインを動かす必要があり、運用に関する深い知識がなければ増やすことは難しく、リスクが高いものでありました。
しかしステーキングではコインを保有しているだけで報酬を得ることができるので、知識があまりない初心者でも参加しやすくなりました。
参加者が増え人気が高まれば、そのコインの価値も上がります。
そのためPoSのコンセンサスアルゴリズムを採用しているブロックチェーンは、これからますます注目されていくと考えられています。
ステーキングのデメリット
環境問題にも配慮し、新しい資産運用法と注目の高いステーキングですがデメリットもあります。
ステーキングのデメリット
・ロックアップ期間中はコインを動かせない
・取引所などのステーキングサービスを利用した場合予期せぬトラブル等でコインを失う可能性がある
どんなにステーキングによってコインを増やすことができても、コイン自体の価値が下がってしまうとそれは損失になります。
ですから、どのコインで運用するのかを見定める必要があります。
そしてステーキングの場合は、一定期間ロックアップ(コインを動かせない状態)が必要です。解約しても数日間は動かせないなど、ステーキングの参加方法によって変わってきますので、始める前にしっかり確認しましょう。
そして取引所でのステーキングサービスを利用する場合、何らかのトラブルや取引所の閉鎖などがあると、保有しているコインを失ってしまう可能性もあります。
ステーキングサービスを利用する場合は、その取引所の信頼性や健全な運用をしているかどうかなど、安全性や要件をしっかり確認してください。
大切な資産を守るためにも、リスクを知っておくことはとても重要です。
ステーキングのおすすめ仮想通貨銘柄
ステーキング可能なコインは様々あります。
ここではその中でも注目度の高いコインをご紹介します。
イーサリアム2.0(Ethereum/ETH)
イーサリアムは時価総額ランキング世界第2位のコインです。
イーサリアムの特徴としては、スマートコントラクトが使える仕組みになっているため、プラットフォームとしての機能を備えています。
スマートコントラクトによって、DeFiやNFTの売買・ゲームの進行などのブロックチェーンサービスの基盤となることができる
イーサリアムのもともとのコンセンサスアルゴリズムはPoWを採用していました。しかし大型アップデートによって、コンセンサスアルゴリズムをPoSに変更しようとしています。
大型アップデートによってそれまでイーサリアムが抱えていた問題を改善することが可能となりました。
イーサリアムの問題点は、利用するブロックチェーンが増えたことで、世界的にトランザクション申請の件数が増えたことにあります。イーサリアムのトランザクション承認可能件数は毎秒15件となっています。
1秒間に15件も承認できれば早いのではと感じるかもしれませんが、世界中で使用されているコインです。1秒間に15件の承認スピードでも追い付かなくなってきました。
そしてさらにトランザクション申請が増えたことによって、ガスと呼ばれる承認手数料も値上がりするという結果になったのです。
今進んでいる大型アップデートのプロジェクトでは、この問題点を改善することができます。問題点の改善によってさらにイーサリアムを利用したブロックチェーンサービスが増えていくと期待されています。
大型アップデート後のイーサリアムは『イーサリアム2.0』と呼ばれています。
イーサリアム2.0はすでに始まっていますが、完全移行は2022年~2023年ころと言われています。
・ウォレットアプリ(MyEtherWallet)を取得する
・イーサリアムのステーキングサービスを行っている取引所から参加する
このイーサリアム2.0のステーキングですが、バリデータとして参加するためには最低32ETHが必要です。32ETHを預けることでステーキングのメンバーリストに加わることができます。年利は推定で5~20%程となっているようです。
ただイーサリアムは、現在(2022年1月)のレート見てみると28万円~40万円程で取引されています。
仮に30万円で計算するとステーキングに参加するためには960万円の資金が必要となるのです。それにロックアップ期間があります。ちょっと敷居が高いですよね。
そこでもっと少ない金額からでもステーキングに参加できるようなプロジェクトを立ち上げたり、ステーキングサービスを開始している取引所もあります。
イーサリアムのステーキングを始めるなら、そういった少額から参加できる方法がおすすめです。
カルダノ(Cardano/ADA)
カルダノはスマートコントラクトが実装されているため、取引を円滑に実行することができ、マルチアセットで誰でもカルダノを使用すればトークンを作成することができます。
・その中から代表者を選出する
・報酬はプール内にコインを預けている人に分配される
ADAコインのステーキングでは、コインは自分のウォレットで管理します。権利だけを預けるので、コインがなくなる心配がありません。
そしてコイン自体を預けるものではないので、ロックアップ期間がありません。これは大きなメリットですよね。ステーキングに参加していても自由にコインを動かすことが可能となっています。
そしてステーキングには1ADAから参加が可能となっています。現在(2022年1月)のレートは130円程になっています。ステーキングにはかなり参加しやすい環境が提供されているのも特徴です。
しかし同じプールに預ける人が増えると、その分利回りが低くなるというデメリットがあります。
ステーキングの際は、いくつかのプールに分散することをおすすめします。
コスモス(Cosmos/ATOM)
Cosmosは、今までの仮想通貨が抱えていた問題を解決するために開発されたプロジェクトです。
・処理遅延や手数料の高騰(スケーラビリティ問題
Cosmosはこの2つの問題を解決し、誰でもブロックチェーンを開発・利用することができることを目的とした『Internet of Biockchain』を目指しています。
互換性のない異なるブロックチェーン同士でも、このコスモスネットワークを利用することでやり取りが可能となりました。これは例えると、〇〇という企業と▲▲という企業が業務提携した場合、それぞれの企業で貯めたポイントをどちらでも使うことが可能になるということです。
これはその企業を利用する側としても嬉しい話ですよね。
こうしたことからCosmosは特に企業側からの注目が高いものとなっています。
・デリゲートとして分配報酬をもらう
採用しているコンセンサスアルゴリズムはPoSです。バリデーターになることで報酬がもらえますが、個人でバリデーターになるのは専門知識や費用がかかりますのでハードルはかなり高いです。
そこで個人でコインを増やす方法としてデリゲート(デリゲーティング)があります。
これはバリデーターに自分のコインを預けることで報酬を分配してもらうという方法になります。
このデリゲートができる機能がついたウォレットがいくつか存在しています。有名なとこではバイナンスが提供している『Trust Wallet』でもデリゲート機能がついています。
IOST
IOSTとはブロックチェーンを活用して、サービスを提供するための分散型アプリケーション(dApps)のプラットフォームとして機能することを目的としています。
IOSTは日本にもオフィスを構えていて、日本語版のTwitterでも情報を発信しているため、馴染みやすい仮想通貨とも言えます。
IOSTの特徴としては、次のことが挙げられます。
・独自のコンセンサスアルゴリズムを採用している
・開発やしやすいものになっている
処理速度については、イーサリアムが1秒間に15件だったところ、このIOSTは1秒間に計算上では8000件の処理を行えると言われています。
そしてコンセンサスアルゴリズムは独自のものをとなっています。それが『PoB』です。
・パートナーノードになる
・ノードの投票者になる
Serviノードになるためには1000万IOST、パートナーノードになるためには210万IOSTが必要になります。
これを聞くとちょっとハードルが高いですよね。しかし投票者であれば、簡単にステーキングに参加することが可能です。
さらにIOSTは多くのプログラマーが使用している『JavaScript』の言語を採用しています。このことで多くのプログラマーが開発しやすい設計となっています。
今後はさらにDeFiやゲームなどの分野への参入に力を入れています。
現在(2022年1月)の時点のレートは2円~4円となっています。
最高値は14円まで上がったことがありますので、さらにIOSTを活用したブロックチェーンサービスが増えれば今後その最高値以上の価値になる可能性があります。
ポルカドット(Pokadot/DOT)
ポルカドットはイーサリアムの共同創始者でもあるギャビン・ウッド氏が創設しました。通貨は『DOT』になります。
ポルカドットは専用のブロックチェーン全体を繋ぐ次世代のブロックチェーンプロトコルを目指しています。
これは異なるブロックチェーン同士を繋げることで、スムーズな取引を可能とするもので、今後の発展が大きく期待されています。
コンセンサスアルゴリズムは『NPoS』を採用しています。このNPoSでは役割が4つあります。
・ノミネーター
・コレーター
・フィッシャーマン
この役割のうち、ステーキングで報酬がもらえるのは『バリデーター』と『ノミネーター』です。ですから報酬をもらうためには、そのどちらかになる必要があるのですが、バリデーターになるにはかなり高いハードルがあります。
バリデーターになるためには多く(数千万単位)のDOTを保有し、ブロックチェーン今後に関する専門知識やサーバーの維持ができるというのが条件になってきます。なかなか個人でバリデーターになるのは難しいですよね。
ノミネーターはバリデーターを選ぶために投票する役割があります。そして自分が投票したバリデーター候補が上位256人に選ばれるとバリデーターとなり、得た報酬を分配してもらえるのです。
ポルカドットは注目度の高いコインです。今後さらに価格が上がる可能性は十分にありますね。
ビットダオ(BitDAO/BIT)
BITは2021年9月28日から現物取引が開始された新しいコインです。
大手取引所のBybitが主体となり、DeFi市場のインフラを構築する目的で開発されたプロジェクトとなっています。
ピーター・ティール氏などといった著名な人から資金調達していることもあり、かなり注目度の高いコインです。
そしてハーバード大学やオックスフォード大学などの有名大学と新事業を展開することを発表しており、さらにその利便性からDeFi市場はさらに活発になっていくと考えられることから、このビトッダオの将来性は高いと言われています。
BITのステーキングについては、Bybitローンチプールを利用して可能です。
・BITをByFiアカウントに送金
・ローンチプールのページの『今ぐステーキングする』を押す
将来性が高いコインですので、ステーキングで増やすのもおすすめです。
デゾス(Tezos/XTZ)
テゾスはシステムに問題が発生し問題を解決する際にハードフォークを必要としないため、ゼロからシステムを開発しなければならないというリスクがない次世代のブロックチェーンです。
テゾスではビジネスに活用しやすい特徴を持っているため、企業からの注目が高いコインとなっています。
・Ocamlというプログラムを利用し不具合が生じにくい
・改良案が採用されることで開発者報酬を受け取れる
こうした特徴から今後さらにビスネスの場で利用されることが増えていくと見られています。
テゾスのコンセンサスアルゴリズムはPoWです。ですからステーキングに参加するためには、ステーキングサービスを提供している取引所でなければ報酬を受け取ることはできません。
ステーキングにおすすめの取引所をご紹介
ステーキングサービスを利用する場合、どの取引所を選ぶのかはとても重要です。
安全性が高く信頼できる取引所を選ぶ際の参考にしてください。
Binance(バイナンス)
バイナンスは2017年に設立され、取扱銘柄が300種類を超える世界最大の取引所です。
バイナンスはまだ日本では金融庁の認可を受けていない取引所になっています。金融庁からの警告を受け一時は日本語対応を終了していましたが、現在は日本語対応は復活しており、さらに本人確認が義務付けられるようになりました。
このことから今後日本でのライセンス登録を目指しているのではないかと思われます。
バイナンスでのステーキングは『ロックステーキング』と『DeFiステーキング』の2種類があります。
50以上の銘柄を取り扱う。預け入れている間はコインを動かすことができない
・DeFiステーキング
ロックタイプ(DYDX・AAV)とフレキシブルタイプ(BNB・USDT・BUST)(2021年1月現在)の2種類あり、フレキシブルタイプはロック期間がないので、いつでも動かすことができる
バイナンスではステーキングサービスに対応しているコインの種類が多いというメリットがあります。しかし人気のコインはステーキング枠の空きがなくなる可能性もありますので、確認が必要です。
Bybit(バイビット)
Bubitはシンガポールに拠点をおき、2018年3月に開設された取引所です。現物取扱銘柄は120種類を超えています。
公式サイトは完全日本語対応されているので、利用しやすく親しみやいのも特徴ですね。カスタマーサポートも年中無休ですので、安心できるところも嬉しいです。
Bybitのステーキングは独自のサービスを提供しています。
・Bybitローンチプールを利用
『積立ステーキング』サービスは、『ByFiセンター』を通してコインを預けておくことで預けている期間中は報酬を受け取れるというものです。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、テザー(USDT)などをステーキングサービスで運用することができます。
そして初心者でも安心して参加できるように、低資金から参加が可能であり、さらにいつでもステーキングを解除し払い戻しをすることができます。
低資金から始められロックアップ期間がないので、参加しやすいサービス内容が特徴です。
BybitローンチプールはByFiセンターを利用して、ローンチプールに預け入れることで簡単にステーキングに参加できるサービスです。
操作も簡単ですので、参加しやすいのも特徴となっています。
GMOコイン
GMOコインは国内取引所で2016年に設立されました。ビットコインやイーサリアムなど、取扱銘柄は16種類(2022年1月現在)となっています。売買からレバレッジ取引まで利用可能です。
送金・入金手数料が無料となっているところも、利用者にとっては嬉しいですよね。
GMOコインではテゾスのステーキングサービスを提供しています。
ステーキングへの参加条件はGMOコインの口座に1XTZ以上保有しているということだけです。
1XTZは現在(2022年1月)のレートで350円ほどです。参加へのハードルははなり低いですよね。報酬は変動しますが、年利で5%ほどとなっています。
GMOコイン側で委任した相手がベイカーに選ばれなければ報酬は発生しませんが、低リスクで資産運用できるのでおすすめです。
Coincheck(コインチェック)
コインチェックは国内取引所として2012年に設立されました。取扱銘柄は17種類と国内最大規模の取引所です。
利用者数も2022年1月現在では国内で1位となっていて、サイトも見やすい作りになっています。24時間対応のサポートチャットもあるので安心です。
レバレッジ取引には対応していません。
コインチェックではLiskのステーキングサービス(β版)を行っていましたが、2021年8月からサービスを一時休止しています。
このサービスでは10Liskの保有でステーキングに参加できるものとなっていました。
今後の再開については未定となっていますが、再開時には案内があると公式でも発表されていますので、続報を待ちましょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)
ビットフライヤーは国内取引所として2014年に設立されました。取扱銘柄は14種類です。
三井住友銀行グループや、リクルートなど大手企業から出資を受けていますので、資本力の高さは取引所の安定した運営やサービスの向上につながると予想されます。
ビットコインやイーサリアムなど、1円から売買が可能で、ビットコインの取引量は国内取引所では1位です。
ビットフライヤーではLiskのステーキングサービスを提供していましたが、現在は一時停止しています。
Liskのステーキングサービス内容としては、ビットフライヤーのアカウントで1日あたり10Lisk保有していると報酬を受けられるというものになっていました。
再開に関しては現時点で未定ですが、決まり次第公式から発表されることになっています。
ステーキングを取引所で行うメリットは?
ステーキングは専用のウォレットから参加することもできますが、初心者の人なら取引所のステーキングサービスを利用する方が簡単です。
・低資金から始められる
・ロックアップ期間がないサービスもある
先ほどご紹介した取引所では、どのサイトもわかりやすく操作がしやすいものになっています。
取引所でステーキングするデメリットとしては、ステーキング報酬から手数料が引かれるということです。そして信頼性の高い取引所でなければ、突然の取引所閉鎖などで資産を失うというリスクがあります。
ステーキングに興味があっても、何から始めたらいいのかわからないという人は、信頼性の高い取引所のステーキングサービスに参加するところから始めてみてはいかがでしょうか。
ステーキングとファーミングの違い
ここではステーキングとイールドファーミングの違いについて説明します。
DeFiサービスにコインを預けて流動性を与えることへの報酬として利息や手数料をもらえる仕組みのこと
イールドファーミングが注目されている背景としては、分散型取引所『DEX』が世の中に出てきたことが関係しています。DEXとは運営する管理者がいない取引所のことを言います。
通常の取引所は運営会社として利用者に対し、流動性を提供することで売買を成立させています。
しかしDEXには流動性を提供する管理者がいないので誰かが流動性を与える必要があり、そのDEXに流動性を与えることを『イールドファーミング』と呼びます。
イールドファーミングで利用できるコインには制限がありません。ですから、より様々なコインが活発に取引しやすい環境を提供できるようになります。
ステーキングはコンセンサスアルゴリズムのPoSを実行し、その手数料を報酬として受けとるという仕組みですが、イールドファーミングは自分のコインを預ける(貸与)することで金利や手数料といった形で報酬を受け取ります。
ここが大きな違いになります。
イールドファーミングは今後DeFiユーザーがますます増えると予想されることから、さらに注目が高まると考えられます。
まとめ
ステーキングにおすすめの暗号通貨と取引所についてまとめました。
ステーキングはメリットが大きく、これからますますステーキング可能な暗号通貨は開発されてくると思われます。
デメリットも理解しつつ、上手に資産運用をするためにもステーキングを活用してみてください。