TwitterのV界隈でよく見かける「関係者B済み」「本人周辺B済み」という言葉。
パッと見なんのことかよく分からない言葉ですが、実はコレ推しや周りの人への配慮を表す言葉なんです。
- 関係者B済み、本人周辺B済みの意味とは?
- 関係者・本人周辺とは具体的にどんな人のこと?
関係者B済み・本人周辺B済みって何?
この言葉はカンタンに言うと、「Twitter上で推しとその関係者をブロックしています」という意味です。
好きなのにブロックしてるの?なんで?という感じですよね。なぜそんなことをするのかというと、自分のツイート内容を推しや関係者に見られたくないから。
見られたくないツイートとは、一般的には次の2つです。
- 推しのグッズ取引
- 推しに関する妄想・二次創作
グッズの取引はどんなジャンルでも見られる光景です。「ダブったので譲渡します」「◯◯がほしいので交換しませんか?」など、調べればたくさん出てきます。
しかしこれを推し本人や関係者が見たらどう感じるでしょうか。取引している本人はそうでなくても、「ファンに嫌われてるのかな」「人気無いのかな」と思われる可能性もあります。
また「譲:◯◯ 求:◇◇」といった取引ツイートが多く見られた場合、「◯◯は不人気で◇◇は人気」という印象を本人たちや関係者に与えかねません。
本人や関係者に迷惑をかけないよう、取引を行うアカウントは「関係者B済み」「本人周辺B済み」を表明し、取引を行う他のユーザーも「この人はちゃんとブロック対策してるんだな」と安心して取引を始めることができるんです。
また、カップリング妄想や二次創作などをつぶやくツイートも同様です。こちらは取引と違って鍵垢にすることも可能ですが、きちんと対策してプロフィール欄に「関係者B済み」「本人周辺B済み」と書いておけば他ユーザーとの交流もよりスムーズになります。
関係者・本人周辺ってどんな人を指すの?
自分も取引がしたい、妄想・二次創作アカウントの人たちと交流を持ちたい…となったら、自分も「関係者B済み」「本人周辺B済み」を実践して表明しなければいけませんよね。
しかし関係者・本人周辺とは、具体的にどこまでの範囲を指すのでしょうか?
これは特に決まった答えはありませんが、少なくとも以下の範囲を網羅しておけば大丈夫だと思われます。
- 本人
- 本人のサブアカウント(あれば)
- 本人がフォローしているアカウント
- 本人の所属事務所・団体・グループのアカウントと他の所属メンバーのアカウント
- マネージャー等スタッフのアカウント
ちょっと面倒ですが、プラスαで次のアカウントも入れておくとより安心です。
- 本人や関係者が頻繁にいいね・RTするアカウント
- 「関係者B済み」「本人周辺B済み」をしていないファンアカウント
- 本人や関係者にリプライを頻繁に送っているアカウント
- (Vtuberの場合)前世・中の人のアカウント
ここまでした上で、「ブロック対策しているアカウントをこういう基準で決めてます」という部分も表明しておけば、かなり信頼度が上がると思います。
取引や妄想・二次創作アカウントユーザーとの交流を考えている方は、ぜひ実践してみてください。
関係者B済み・本人周辺B済みにしても意味がない!?
ここまで「関係者B済み」「本人周辺B済み」の意味ややり方を解説しましたが…実はやっても意味がないという意見もあります。
なぜそんな意見が出るかと言うと、完全にブロックすることはできないからです。
Twitterはメールアドレスさえあれば1人でいくらでもアカウントを持つことが出来ます。もしかしたら推しがプライベート用の裏アカウントを持っているかもしれないし、関係者がエゴサ用の秘密のアカウントを持っているかもしれない。
でもそんなこと外から見ても分からないし、だったら完全にブロックするなんて無理じゃないか…というわけです。
確実に見られないようにしたいならアカウントに鍵をかけるべきです。しかし妄想・二次創作アカウントなら可能でも、取引アカウントには難しい話です。
対策はしていても、見られてしまうリスクは確実にある。それでも取引をTwitter上で行うなら、せめて礼儀や節度をわきまえた行動を心がけたほうがいいでしょう。
まとめ
- 「関係者B済み」「本人周辺B済み」とは推しやその関係者をブロックすること
- ブロックする理由は取引や二次創作など見られると迷惑になる恐れがあるツイートをしているから
- 関係者・本人周辺の定義は決まっていないので念の為しっかり確認すること
- それでも完全にブロックしきれないので二次創作なら鍵垢に、取引ならせめて礼節をわきまえて行動すること
このルールに関しては界隈でも様々な意見があります。しかし大切なのは「本人たちに迷惑をかけたくない」という気持ち。
「◯◯のリスナーって民度低いよね」などと言われないよう、しっかり考えて行動することが重要です。