モーグルとはノルウェー語で「雪上のコブ」のこと、確かに雪の上に規則的にコブが配置されていますね。

 

しかも急斜面、そこをターンを行いながらハイスピードで滑走していかねばなりませんから、高い技術力を要する競技であることが分かります。

 

スピードとエアもですが特にターンこそが全体の60パーセントもの採点配分を占めるとか、膝をいかにうまく使ってコブを乗り越えていくかが重要となります。

 

ちょっとでも体勢が崩れてしまうと大怪我に繋がるでしょう。

 

選手たちも視聴者も固唾をのんで見守っているはずです。 ただ中には、それよりもコースの汚さが気になって競技どころではないという方もいらっしゃるかもしれません。

やたらと木の枝とか葉っぱとかが落ちていて、どういうことなのでしょう。

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北京オリンピックのモーグルのコースが汚いのなぜ?

 

これはわざとです。

決して整備不足なのではなく、中国を馬鹿にしてはいけません。

先日も開会式の素晴らしい演出に感動されたはずです。

 

真っ白な氷上にコブとか言われても、どこにあるのか分かりづらいですよね。

視認性を高める、それが目的です。

これがあるおかげで、雪面とか凹凸とっても分かりやすいですよね。

エアで縦回転を入れると、選手の方は目線が雪面より切れてしまいます。

美しさを重視してきれいに掃き清めていたとしたら着地するところが一瞬分からなくなるかもしれません。

それで大怪我してしまったら大変です。

お菓子の空き袋やジュースの缶・たばこの吸い殻など本当のゴミではなく、木の枝・葉っぱという自然のものですから汚らしさは感じられなかったはずです。

それよりも、ビートの効いた音楽で華麗に飛んで回ってとパフォーマンスをする選手自身に注目してみるようにしましょう。

コースの全長は200メートル以上、そこを一気に駆け抜けていきます。