北京オリンピック、ご覧になっていますか。

アイスホッケーにカーリング・スキージャンプとさまざまな競技が繰り広げられています。

スキーなどは実際に滑ったことがあるという方も多いでしょうから、選手たちの技術力の高さがより実感できるかもしれませんね。

日々努力し、勝ち抜いてきたそれぞれの国で一番の実力者たちがそこに集結しているのです。

それぞれの技に名前が付いているわけですが、どれだけご存じですか。

知っていると解説者の方の説明もよく分かりますね。

一つ一つの技が細かくチェックされ点数が付けられ、順位に反映されます。

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スキーの「大回転」と言う競技の名前の由来は?

 

ところで、「大回転」という技があるのをご存じですか。

回転やスーパー大回転もあり、とにかく回りまくりそうな名称の数々なのですが見ていただくとお判りのように決してくるくると回っているわけでもないのです。

何しろスキーですから、フィギュアスケートのように回転は無理ですよね。

なぜこのような名前が付けられているのでしょう。

実はスキーでの回転というのはターンを意味するのです。

この用語、スノーボードでも出てきます。

「大きくターンして方向転換する」という意味合いですが、そのまま言っているととても実況が間に合いませんね。

そもそもはSlalom・スラロームというのが海外での言い方、それにピッタリ合う日本語が見つからなかったみたいでこのような名前になりました。

通るべき道が分かるようにとコースにはポールが置かれていますね。

それぞれのポール同士の距離で、「回転・大回転・スーパー大回転」と呼び分けているみたいです。

スタートからゴールまでの全体の距離も違ってきます。

ポール間のインターバルが長くなるほどに回転以上にターン弧は大きくなりスピードも出てきます。

小柄な日本人は、スピード系よりも技術系の回転の方が得意なようです。