マスターデュエルでカオスループを試みたところ、途中でループが強制終了してしまうという報告があがっています。

この理由はなんなのでしょうか?

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そもそもカオスループって?

カオスループとは遊戯王OCGでも古くから知られる手法で、効果モンスター「カオスポッド」と永続罠カード「召喚制限-猛突するモンスター」によりリバース効果のループを起こす戦法です。

基本的にはデッキに組み込むモンスターカードは「カオスポッド」3枚と適当なリバース効果モンスターカード1枚のみです。

・カオスポッド(攻800/守700)地

リバース効果:フィールド上のモンスターを全て持ち主のデッキに加えてシャッフルする。 その後、お互いのプレイヤーはそれぞれのデッキに加えた数と 同じ数のモンスターが出るまでデッキをめくり、 その中からレベル4以下のモンスターを全て裏側守備表示で特殊召喚する。 それ以外のめくったカードは全て墓地へ捨てる。

・召喚制限-猛突するモンスター

このカードがフィールド上に存在する場合にモンスターが特殊召喚に成功した時、そのモンスターを表側攻撃表示にする。そのターンそのモンスターが攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。

相手がフィールドにモンスターカードを多く展開しているほど効果的な手法で、うまくいけば相手のレベル5以上の主力モンスターを次々と墓地に送ることができます。

あとは残りの1枚の効果が相手にダメージを与えるものか、カードを墓地に送るものかで勝利へのフローが変わっていきます。

カオスループが止まるのはなぜ?

ということで、前述の説明を見る限りずっとカオスポッドのリバース効果が発動してはデッキに戻り、またカオスポッドが出てきて・・・となりそうですが、現実は何回かループすると効果が発動されなくなってしまいます。

これはゲームの仕様で、こういったユーザーの操作が一切介入しないでループされる事象について、そのループ回数に制限を設けていることによるものだそうです。

マスターデュエルの公式な設定で、どういう条件で何回制限なのかはわかりませんが、過去の遊戯王OCGをテーマにしたゲームも同様の設定がなされていたことから、バグ等ではなくあくまで仕様であるということが予測されます。

試してみよう!

カオスループについては制限がかけられているようですが、一方でカオスループにダイス・ポッドを組み込んだループは止まらずに機能するという報告もあがっています。

ダイス・ポッド(攻200/守300)光

リバース効果:お互いにサイコロを1回ずつ振る。
相手より小さい目が出たプレイヤーは、相手の出た目によって以下のダメージを受ける。
相手の出た目が2~5だった場合、相手の出た目×500ポイントダメージを受ける。
相手の出た目が6だった場合、6000ポイントダメージを受ける。
お互いの出た目が同じだった場合はサイコロを振り直す。

これはお互いにダイスを振るという作業が介入され、ただ眺めるだけのループではなくなるために制限の対象外になるのか、あるいはそもそもダイス・ポッドの効果のギャンブル性が高く、「ループ発生→相手が何もできないまま負ける」とは限らないので制限がないのか、真偽のほどは分かりませんが、少なくとも通常のカオスループよりは長く継続するようです。

効果的なループを考えるのもまた楽しいと思うので、みなさんもいろんな組み合わせを試してみてください。