【ネタバレ考察】天官賜福で血雨探花の片目について
「天官賜福」、天官が福を賜る・神の祝福があるという意味です。
同時に中国のファンタジーBL小説のタイトルでもあるのです。
中国でアニメ化され、更には日本でも配信されたことで広く知られることとなり、大ブームとなっていますね。
その舞台のなるのは架空の世界の古代中国です。
ラブストーリーでもありミステリー小説としての側面も持つこの物語、主人公の謝憐を含めどのキャラクターたちも個性豊かに描かれていてBL好きでなくてもその面白さにハマってしまうのではないでしょうか。
人々から敬われる一方で卑怯冷血な一面を持つ神、恐ろしさの中に時に優しさを見せる鬼など単純な勧善懲悪ではないからこそおもしろい。
悪人の辛く厳しい過去を知ってしまうと憎めなくなってしまいませんか。
「鬼滅の刃」の鬼と似通った部分が感じられますね。
中国での総再生回数はすでに4億回を突破しているとか、日本でも鬼滅の次にブームが来るかもしれません。
ぜひご覧になってみてください。
ところで、「天官賜福」では、天界・人間界・鬼界と三つの領域があるとされています。
鬼界の四大害・鬼の四天王の中の一人である血雨探花って片目がないですよね。
右目には黒い眼帯を付けています。
その理由ってご存じですか。
幼いころの彼は両目あったのです。
なのになぜ無くなったか、謝憐との会話で明かしていますが「自分で抉った」のだそうです。
その理由はというと、「狂ってしまったのだ」そうです。
どうやら幼いころに悲惨な過去を経験したみたいです。
狂って自分の目玉を抉るような出来事ってどれだけ凄惨なものなのか、想像もつきません。
抉り取った眼球の行方が気になりますが、そういえば彼の使用武器である厄命に眼球が付いていますね。
それこそが彼の右目についていたものなのか、そこまでは分かりません。