スポンサーリンク

甲板員の読み方は?「こうはんいん」「かんぱんいん」のどちらが正しい?

日本のこと、「にほん」「にっぽん」どちらの言い方をするのが正しいと思いますか。

実はどっちも正解、片方に統一しようという動きもありましたがあまりに皆さんバラバラで意見もまとまらず、立ち消えとなってしまったのです。

音読み訓読みとあるし更には「小豆」と書いて「あずき」なんて特別な読み方だってあります。

漢字って難しいですよね。

地名や人名など、小中高大と勉強してきても読めないものだらけです。

個人であれば、間違えてても読めなくたって笑ってごまかすことができるでしょう。

ですが、漢字まじりの文章を読んで正しい情報を人々に伝えることを職業としているアナウンサーの方は大変です。

ちょっと間違えただけで、視聴者からの指摘はすぐにも入ってきます。

「甲板員」を「こうはんいん」とニュースで読んでた方にもさっそくメスが、「こうはんいん」と「かんぱんいん」のどちらが正しいのでしょう。

これ、「員」が付くかどうかで読み方が変わってしまうという特殊な例なのです。

船の上部の平らな床面が甲板、船舶関係者の方であれば「こうはん」と呼びます。

「船舶工学編」にもそのように記されているので「こうはん」こそが正しい読み方、ただ「かんぱん」という方が一般社会だと広まってますよね。

なのでアナウンサーは「かんぱん」と言っているはずです。

ただ「甲板員」や「甲板長」のように職名を使用するのって、船舶関係者とかその分野の方だけであって我々が言う機会ってありません。

なのでそもそもの読み方が採用されて「こうはんいん」「こうはんちょう」こそが正しい読み方ってことに、自身の常識を元に「読み方がまちがっている、けしからん」なんてクレームの電話を入れたりすると恥ずかしいこととなるので、ご注意ください。