小野田紀美「中国人留学生は学費のためのバイトには所得税がかからないが日本人学生はかかる」
参議院決算委員会の中で、こう訴えたのは、自由民主党所属の小野田紀美議員。
小野田議員は、国費外国人留学生や留学生のあり方について質問していく中で
「中国人留学生と日本人学生に、ひどいかい離がある」と強く訴えました。
中国人留学生は学費を稼ぐためにアルバイトをしても所得税がかからないが、日本人学生はかかる。これは日中租税協定によるものだが、反対に日本人が中国へ行くと働くことができない。相互、ではないのも問題ではないか、というものです。
これに対し外務省は「租税制度改定の機会に、適切に見直したい」と答弁しました。
小野田議員は以前にも決算で、国費留学問題を取り上げています。平成29年度、外国人留学生に対する国費は180億円、令和4年度は184億円。一方、日本人学生に対しては、平成29年度70億円、令和4年度は1525億円。その点については現在、日本人学生に対する支援が大幅に拡充されていますね。
ネットの反応を見ていくと、
そもそも「租税制度」を知らない人も多く、小野田議員の説明はとても分かりやすく私たちに届きました。
小野田議員の言う通り、日本の宝は、日本の学生、日本の学生をもっと大切にしていただきたいと思います。