ダレン・シャン著の「デモナータ」のあらすじネタバレ!?とは
ダレン・シャンの「デモナータ」のあらすじは?
3人の主人公によって全10幕によって語られて「デモナータ」はどんな結末を迎えるのでしょうか?
「デモナータ」はカーガッシュという史上最強の武器が3つの破片に分かれ、それが3人の主人公となるストーリーです。
【グラブス・グレイディ】
カーガッシュの引き金であり、真の魔術師、狼人間のリーダーです。
【カーネル・フレック】
カーガッシュの目。
生まれながらに光が見え、それによりいろいろなところへ通じる窓を簡単にあけることができます。
【ベック・マッコン(マグリゴール)】
カーガッシュの記憶。
強力な魔将も人間界に通れるトンネルをふさぐ旅に出て成功しましたが、死んでしまいました。
この3人が時を越えて繋がります。
序盤からグラブスは親代わりである、ダービッシュ(グラブスやビリーの叔父)との別れを迎えます。
その後は、自分がカーネル・フレックに対して残忍な行動を恥じて、自分を責めながらも、1人逃げようとするカーネルを何とか引き留めようとします。
残った人間であるグラブス、カーネルらは、魔道石を破壊して毎晩のように人間界に侵入してくる悪魔を倒していく、途方もない作業に明け暮れていました。
激しい戦いの決着はつかず、やっとのことでデモナータを脱出する一行でしたが、ベックの裏切りを確信します。
最後の頼みの綱である、精霊ラズの元へカーネルとグラブスはおもむき、「人類を助けてほしい」と懇願しましたがあっさりと断られてしまい、そこでもベックと戦闘ををすることに…
ラズが殺されてしまいました。
一行は魔道石破壊の旅を続きていましたが、4幕でベックがドラストをいけにえにした洞窟で、大規模なトンネルを発見しました。
トンネルに駆け付けると、強力な悪魔たちが集まっており、もうおしまいか!?
というところで、ベックがグラブスとカーネルにカーガッシュの力をトンネルにぶつけようと提案します。
そして、トンネルを破壊すると共に宇宙は破滅しました。
3人はカーガッシュが乗り移った体ではなく、自分自身がカーガッシュと化していました。
カーガッシュは世界を破滅させるだけではなく、世界を作り直す力も持ち合わせていました。
こうして3人は宇宙の神となって新たな世界を築いていくのでした。
「デモナータ」は王道のハッピーエンドではありませんが、グラブスからの世界が滅びる歴史を繰り返さないために、少しずつ出来事を改変しなくてはならない!?
その過程の中で自分の都合のいいように、変えてもいいのかな?という提案や、それについて話し合いが必要?という前向きな言葉からみると、結末はハッピーエンドなのでは?とみてもよいでしょうね。