日野自動車は潰れる・倒産する?不祥事の内容は?
トラックにバスと商用車を主に製造している日本の自動車メーカー大手・日野自動車株式会社、トヨタ自動車の連結子会社で16社あるトヨタグループの1つです。
安定の企業と思われていた日野自動車なのですが、2022年3月にエンジン試験の不正が明らかとなったのです。
どうやら不正はごく一部というのではなく、広範囲にわたっていたみたいです。
2016年に三菱やスズキで不適切な燃費測定が行われていることが分かり、すぐにも全自動車メーカーが不正が発生しないようにと今一度各過程の点検をやっていたはずなのにちゃんと対応できていなかったようでした。
同情の余地はありませんね。
このまま倒産し日野自動車ブランドは無くなるのではないかといった声が、挙がってきています。
とはいえ、三菱だってリコール隠ししつつも生き残っているのです。
ですからどうなるかまだ分かりません。
三菱自動車が残れたのは三菱本体の助けがあったからで、日野はトヨタが助けるのか手放すのかで未来はちがってくるでしょう。
自動車会社すべてが不正を起こしても残っているというわけではなく、タカタも大企業でありながら倒産してしまいましたものね。
エアバッグ問題が起きたあのタカタです。
生き残ったとして、全車種のエンジンに不正が見つかっているのですから、新しいエンジンを開発するのに結構な時間を有することとなるでしょうね。
開発したところで信用して購入してくれるお客様がどれだけいるか。
かなり厳しい状況です。
2016年の時点でもチャンスはありました。
そこで軌道修正できていれば、「自分のところは大丈夫、ばれないだろう」と判断して甘い蜜を吸い続けた上の人間たちは生き残り、言われるがままに真面目にお仕事を続けていた社員らが路頭に迷うこととなるのであれば可哀そうなことです。