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【abema】成田悠輔と池戸万作のmmt論争とは?

経済学者であり実業家。

アメリカのイエール大学助教授にして半熟仮想株式会社代表取締役。

いくつもの肩書を持つ成田悠輔氏が今、注目を集めています。

日経テレ東大学というYouTubeチャンネル内でビジネストーク番組のMCもされてますよ。

発想が独創的で鋭い分析力あり。

天才とはこういう人を言うのでしょう。

そんな成田氏が、1月6日にABEMAPrimeで熱論を行いました。

テーマは「日本はなぜ成長できないのか」。

現在貨幣理論・MMTをめぐる論争です。

れいわ新撰組の経済政策ブレーンとして活躍していた池戸氏も世事に通じた方です。

共に口調は穏やかですが、熱い戦いがそこにはありました。

それぞれの支持者らも入り乱れて、SNSが大いに白熱しましたね。

番組内での理は成田氏にあったと言えるでしょう。

MMTというのは景気回復の手段。

「通貨発行権を使って月に10万円配るとか、国がまんべんなく民間に投資をして仕事を生み出していれば景気は回復するはず」と、池戸氏は論じます。

ただお金をまくだけで上手くいく?

衰退産業とか怪しげなNPOも含めすべてにばら撒くのでしょうか。

お金の出先も効果もいずれもあいまいえ、「因果関係の説明がない。財政支出ができるのは景気が良いからこそであって、ばら撒くことで景気が良くなることはありえない。根拠のない情弱ビジネスなのでは」と成田氏に一刀両断されたのでした。

確かに経済とか医療って素人評論家を含め論ずる方が多く、皆が独自の解釈や研究を行っているのでなんともむずかしい分野ではあります。

でも池戸氏には辛辣な理論で攻撃を加えながら自身が問われたら「僕は分からない」といった成田氏に「やっぱりお前だってわかってないんじゃないか」「どっちもどっちの戦いなんじゃあ」と呆れるのは違います。

素晴らしい経歴の持ち主である成田氏を馬鹿扱いする方はまさかいないでしょう。

池戸氏は多数ある論の一つを知ってそれを主張しているだけ。

そのレベルまで降りてきて議論してあげていた成田氏ですが、さすがに低レベルすぎて疲れて「分からない」って言ったのが真相なんじゃあないですか。