西の空に明るい星が縦に二つ並んでいるのは何という星?
東京の空は夜でも明るく星があまり見られないかもしれませんが、だからこそキャンプとかに行った時には降ってくるかのような星の多さに感動するものです。
初めはその量に圧倒されていてものんびりと星を見ていると、どれが何という星座なのかとか気にかかるようになってくるのでは?
でもそこはプラネタリウムではありません。
誰も説明してはくれないのです。
それにもしも「この星とこの星を結んで」なんて星に詳しい人に説明されたところで、どれを指さしてるのか分からずいまいち入り込めないかもしれません。
そんな時にはスマホの出番です。
何でも希望を叶えてくれる魔法の箱は、星座について知りたいという望みも実現させてくれます。
星座アプリをインストールしてください。
GPS機能搭載のアプリを選べば、その星の方に向けるだけでスマホの画面上にプラネタリウムを作り出してくれます。
ついでに、星座の由来とかだって調べられるのでお子さんと夏休みに星の観察に出かけてみるのもいいんじゃあないですか?
ところで、明るい東京の空だって星が全く見えないわけではありません。
2月の終わりから3月初めごろ、西の空に縦に2つ明るい星が並んでるのをご覧になりませんでしたか。
より明るい方が金星。
そしてもう一方は木星です。
特に3月2日頃には最も地球に近づきます。
月の直径と同じくらいになるとか。
もしも望遠鏡を持っているなら覗いてみてください。昼間でも見えるみたいです。
近くにあるように見えるけれど、それは地球から見ての姿です。
実際には金星に比べて木星はもっともっと向こうにあるのですよ。
金星と言えば、「宵の明星」なんて言われてます。
そして木星、ガリレオが衛星を発見したようですよ。
こんなマメ知識も身につけてから見ると、更に面白くなりますよ。