ディーンリロイ(WBC中国監督)の経歴や国籍は?
WBCがついに始まりました。
3月9日にあった1次ラウンド第1戦では、侍ジャパン対中国は8-1に終わりました。
完全なる圧勝でしたね。
試合中には大谷翔平選手の活躍もたっぷり楽しめましたから、大満足に終わった日本人の方々が大半なのではないでしょうか。
なぜこんなにも差が付いたのか。
中国において野球ってけっこうマイナースポーツなんです。
ですから選手層が厚いとは言えないのかも。
そんな中での健闘っぷりに世界が惜しみない拍手を送っています。
中国代表選手らを率いていたのがディーン・リロイ監督です。
その名前や顔立ちよりお分かりいただけるように、中国人ではありません。
国籍はアメリカとなっています。
カリフォルニア州のサンルイスオビスポ出身で、1947年生まれの75歳の方です。
なんとも迫力のある方ですね。
采配も見事です。
ディーン・リロイ監督ですが、マーリンズでのコーチ経験も持っています。
かつてはご自身も野球をしていたそうです。
ポジションはピッチャーでした。
ダブルAまで上り詰めるもローテーターカフ損傷で一度離れ、警察官や覆面捜査員としてお仕事されていたとか。
挫折を味わっている方なのです。
その後、野球界に復帰してマイナーリーグの監督やピッチングコーチを経て、WBC中国代表監督となったのです。
マイナーリーグを中心に裏方として頑張っていた彼がWBCという晴れ舞台で監督として復活。
とてもロマンティックな物語がそこにはありました。
ちなみに、ディーン・リロイはファーストネームとミドルネームです。
正式なお名前は「ディーン・リロイ・トレーナー」さんと言います。
トレーナー監督って日本語だとハテナが並ぶややこしい名前。
だからこそ名字の部分は省いて日本では「ディーン・リロイ」で定着したってことなのでしょうね。