千田川親方退職理由とは?株所有者は 空きはある か?
16歳で高砂部屋に入門して以来、小結の闘牙として戦い現役引退後は錦戸部屋に所属し後進の育成に努めてきたのが千田川親方です。
審判部・巡業部・指導普及部も兼任しており、相撲一色の人生を送っていた彼でしたが退職しました。
49歳、まだ定年には早すぎる年齢です。
突然になぜ?
ファン達も驚きを隠せません。
徳勝龍に名跡を譲るためでしょうか。
ずっと部屋付きのまま独立できずにいる現在の状況に嫌気がさしたのかもしれませんし、ちゃんこ屋開業の夢をずっと温め続けてきたのかも。
小錦とか豊ノ島といった諸先輩方より芸能界デビューを誘われてその気になったとも考えられます。
この中のどれが正しいのかは分かりません。
というか、また全然別の理由なのかもしれないのです。
ここで重要なのが、錦戸部屋の唯一の部屋付き親方であったはずの千田川親方が退職してしまったってことです。
錦戸部屋、これからどうなってしまうのでしょうね。
肝心の錦戸親方、元関取の水戸泉さんですが今年の8月の部屋創設20周年パーティーのときには元気そうにされてました。
ですが、もうちょっと前は人工透析を受ける毎日だったのです。
スカウト活動なんてやっている暇もありません。
なので、弟子の数はすでに危機的状況となってたようです。
所属力士って十両である水戸龍と新弟子、2人だけなのですから。
水戸龍はモンゴル人ですから、4年後の錦戸親方の定年までに他に後継者が望めそうになければ日本国籍を取ったりといったバタバタも起こります。
4年後に部屋閉鎖、そうなっても不思議ではない危機的状況にあるのです。
こんなだと益々、新弟子だって入門しづらいですよね。
自分を超えるようなすばらしい力士を育てたいと、創設20周年パーティーで語っていた錦戸親方ですがなんとかその夢叶うといいのですが。
過去の経歴は?
徳勝龍は徳島県の出身で、2010年に初土俵を踏みました。彼は順調に昇進し、2018年には幕内に昇進しました。その年の11月場所で優勝を果たし、幕内優勝1回を記録しました。
しかし、徳勝龍は現役を引退することに決め、年寄「千田川」を襲名することになりました。千田川という年寄名跡は元々高砂一門の名跡ではありませんが、徳勝龍が出羽一門に移動する際に使用されることになりました。この株の移動には1.5億以上の費用がかかったと言われています。
徳勝龍は引退後、母校の近畿大学の理事長である自民党の世耕弘成参院幹事長と国会内で面会し、優勝報告をしました。彼は現役時代に一度も休場することなく、協会員になるために引退できずにいたと語っています。
最初は徳勝龍が志摩ノ海の親族が所有する井筒株を借りる話が噂されましたが、結局は千田川株を借りることになりました。元々は闘牙が千田川株を購入する予定でしたが、支払えずにこのような展開になりました。
徳勝龍の引退と千田川襲名に伴い、協会の株の一括管理の問題も浮上しています。今後のお金の動きに注目が集まっています。
相撲界において、移籍する親方は珍しくありません。しかしこの度、千田川親方(もと関脇・安芸乃島)が高田川部屋に移籍することになったことは、非常に異例な出来事です。一般的に引退後、年寄名跡を襲名した力士は、自身で部屋を興し経営を行う「部屋持ち親方」として活動することが多いです。しかし千田川親方は部屋を持たず、他の部屋に所属する「部屋付き親方」として活動していました。
千田川親方は一時期、貴乃花部屋の部屋付き親方として活動していました。彼の師匠である二子山親方(もと大関・貴ノ花)は、自身の息子である貴乃花親方(もと横綱・貴乃花)に部屋を譲り、名称も貴乃花部屋に変わりました。そのため、千田川親方が貴乃花部屋に所属していたのは当然の流れと言えます。
しかし今回、千田川親方は高田川部屋への移籍を決めました。しかも高田川は高砂一門の中でも異端児的な存在であり、協会の役員選挙では同門の親方に投票しないことで知られています。そのため、なぜ千田川親方がこのような移籍先を選んだのか、多くの疑問が生じています。
千田川親方が貴乃花部屋から移籍する際、本来は貴乃花親方の承諾を得る必要がありますが、協会は二子山の承認により移籍が認められました。この件についても疑問が残ります。協会の意向や千田川親方自身の意思に関しても、現在は不明確なままです。
この異例の移籍にはさまざまな推測があります。もしかすると貴乃花親方は人望の薄い人物であり、嫌われ者だったのかもしれません。千田川親方が高田川部屋に移籍する理由も、貴乃花部屋での居心地が悪くなってしまったため、他の場所に身を置くしかなかったのかもしれません。
さらに、千代の富士こと九重親方が部屋を引き継いだ際に、多くの部屋付き親方が他の部屋に移籍したケースも存在します。そのため、「平成の大横綱」である貴乃花親方が「部屋持ち親方」たちに嫌われ、彼らが他の部屋へ移籍した可能性も考えられます。
相撲界における移籍には様々な要因が絡んでいることが分かります。技能や成績だけでなく、人間関係や一門の風潮も重要な要素となっているようです。千田川親方の異例の移籍については、詳細な動機は明らかにされていませんが、その真相には続報が待たれます。