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古本とともに時を旅する:バブル時代の懸賞しおりから学ぶ歴史

先日、私も古本を手に取っていると、バブル時代のしおりが挟まっているのを見つけました。そのしおりには何十周年記念の懸賞が記されており、ハワイ旅行やロンドン旅行などの豪華な賞品が10組ずつ受賞できるというものでした。その当時の人々がどれだけ興奮したことか想像できますね。

私が一番印象に残っているのは、旅行ガイドに挟まっていた手作りのしおりです。それはまるで修学旅行のようなテイストで、「〇〇、〇〇で行く◯◯旅行」というタイトルが印刷されていました。カップルの男性が作ったのだろうと思われるそのしおりには、思い出深い旅の予感が漂っていました。立ち読みしたきりで戻してしまったことを後悔しています。

さらに、家族写真が挟まっていることもよくありますよね。知らない家族の写真が入っていた場合、なんだか不気味な感じがしてしまいます。その家族がどんな物語を持っていたのか、想像するだけで興味深いものです。

古本店で100円で手に入れた著者のサインが入った本というエピソードも興味深いですね。著者との何気ない一瞬の交流が、その本を読む喜びをさらに深めたことでしょう。ただ、サイン本を売却してしまった背景には、複雑な事情があったのかもしれません。

古本に挟まれている様々なエピソードや物語は、その書物が持つ過去の一部を覗くようで面白いですね。古本はただの本ではなく、時代や人々の思い出がつまった宝物のようなものなのかもしれません。皆さんも古本を手に取った際に、ぜひ挟まれているものにも注目してみてくださいね。