狼と香辛料は続きではなくなぜリメイク?
「狼と香辛料」とは、支倉凍砂さん描いたライトノベル作品です。
第12回の電撃小説大賞で銀賞を受賞しました。
主人公は実は狼の化身で、美少女に見えて実は何百年もの年を重ねるもの。
旅の行商人であるロレンスとともに中世ヨーロッパ的な世界を旅し、その中で様々な事件が起こってといったストーリーとなっています。
2011年にはすでに完結しました。
ですが2016年より新シリーズが刊行され、物語が再開されているのです。
とにかく大人気の作品ってことが分かりますね。
2018年にはアニメ化となってます。
そして2024年3月より再TVアニメ化されたわけですが、2018年から放送された作品の第二期ということではなく2024年度のはリメイク版となっているのです。
まあ何年も前の作品ですから、今更続きをと言われても視聴者の方々も内容なんてすっかり忘れてしまってるでしょうけどね。
それよりはリメイク版の方が、かつてのファンも楽しめるし新たなファンだって獲得できる。
大人気の作品ですから、アニメオリジナルとなって改変された部分とか飛ばされたものの重要だった話とかもあって、いろいろとつじつまも合わなくなってるんじゃあないですか。
2011年時点で小説は第17巻までと超大作で終わりました。
再開して現在は24巻まで続いている。
さすがに2024年度のアニメにすべてを取り入れるのは無理でしょう。
ですから、きっと今回は第1期・2期って形で間を置かず最初からある程度切りの良いところまで続けてくれるはず。
でもなんで今更、狼と香辛料?
単純にアニメ化ができそうな原作ってのがなくなったんでしょうね。
だからこそ過去、人気だった作品を持ってきた。
ラノベやコミックをもう一度売ってやろうという宣伝の意味もあるでしょう。
さすがに異世界転生系が続いたので、違ったジャンルを持ってきた?
いろいろと大人の事情もありそう。