財務省の神田眞人さんはどうして「神田暴威」と呼ばれている?
神田眞人さんは、日本の財務官僚です。
1987年に大蔵省に入省しました。
その後、主計局を中心にしてさまざまな役職を歴任しています。
そして、2021年からは財務官としてやっていたわけです。
なんとも輝かしい経歴の持ち主です。
現在、外国為替市場で歴史的な円安水準が続いていますよね。
財務省としても過度な変動があるなら政府が適切な対応をしなければと市場をけん制している神田氏ですが、「神田暴威」なんて呼ばれている?
Xでもトレンド入りしてます。
ちなみに「暴威」というのは「ぼうい」と読み、荒々しい威力・乱暴な威勢を指す言葉です。
もちろん神田財務官が暴行事件を起こした、なんてことではありませんからね。
「暴威」とは一般人にとっては耳慣れない言葉ですが、いったいなぜそのような名前で呼ばれるようになったのでしょう。
一般人には耳慣れない。
ですけれど、投資家ならまず真っ先に「暴威軍」を思い出すはずです。
有名投資家である岐阜暴威氏を総帥とする集団です。
彼が買ったら下がる。
損切りすれば大底に。
真実かどうかはともかく、そういわれるほどの強い影響力を持つ人物なのです。
そして、彼を例にして投資家界隈での実力者は「●●暴威」と呼ばれるようになっていたわけです。
もちろん神田財務官はというと個人投資家ではありません。
ですけれど、財務官という役職ゆえに日本の円安円高を調整する役割に。
つまり岐阜暴威のように経済面での影響力はかなりのものと思われますよね。
それでその名がつけられたのです。
まあ一官僚にそこまでの力は実際のところはありませんけどね。
けれども神田財務官、「飛行機の中からだって介入できるぞ」とか「いつでも介入対応ができるんだ」なんて強気な発言の数々を言ってきて。
それに、彼が介入を仕掛けたことで30年以上ぶりの円安を記録することに。
荒々しい威力を持つことは確かです。