オーバーロードで出た朱の雫はユグドラシルのプレイヤー?
丸山くがね原作の「オーバーロード」、ファンタジーものなのですがロールプレイングゲームでは「魔王」と呼ばれるような敵キャラが主人公なのです。
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主人公と言えば正義の味方で悪と戦ってという常識は、この作品では通用しません。
主人公もその部下たちも残虐非道なことを当たり前にやっています。
何とも斬新な設定ですね。
どうやら作者は「理想の最強主人公」ってのを書きたかったようです。
ウェブ版として始まるも書籍にテレビアニメ・漫画・ゲームと次々とヒットを伸ばし、累計発行部数は1100万部を突破しています。
「このライトノベルがすごい」の単行本・ノベルズ部門で2017年に第1位に、その後も2018年度・2019年度と4位に入りました。
2016年6月のニコニコ静画の人気投票1位と、とにかくすごい作品なのです。
現在アニメは第4期を放送中、おもしろそうと思った方はご覧になってみてください。
異世界なので地名も用語も作品特有のものが多数出てくることに、「朱の雫」って何でしょう。
これは王国でもっとも初めに誕生したアダマンタイト級の冒険者チームを指します。
正式名は別、ですがその長い名前で呼ぶことは嫌がるので通称の「朱の雫」と言う名が使われているのです。
決してユグドラシルのプレイヤーではありません。
パワードスーツの中は純異世界人が入っています。
赤色のパワードスーツのみがユグドラシル製なのです。
このパワードスーツを付けることで、戦闘力が大幅に引き上げられるそうです。
ロボット戦闘ゲームが流行っていたことでユグドラシルの運営側が客を取りこむためにと作ったようですが、それを過去の転移者の誰かが異世界へと持ちこみました。
そして歴史を経て、ユグドラシルとは関係ないものが使用することとなりました。